健康にダイエットするために必要なこと、楽しくできるダイエットを紹介

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ダイエットトラブル・摂食障害・リバウンド


 便秘は肥満、万病のもと

ダイエット失敗に多い原因は…便秘。便秘が体に与える利点はありません。便秘は、肥満と不健康への道を辿っているようなものです。腸内にこびりついた老廃物(便)が溜まると、毒素が発生して血液中に流れ、各器官の代謝機能が低下してしまいます。つまり、太りやすい体質になってしまうのです。さらに、老廃物は不必要な脂肪や余分な水分をためやすくする為、本来なら吸収されずに排出される物も溜め込んで、ジワジワと吸収してしまうのです。

 便秘がもたらす様々な病気

・肌荒れ  ・吹き出物 シミ  ・腹痛  ・ 肩こり  ・ 頭痛  ・めまい  
・心臓病  ・糖尿病  ・高血圧  ・脳血栓  ・大腸ガン   ・動脈硬化 ・アレルギー  ・乳ガン   ・痔  などなど


 肌荒れ

無理なダイエットを続けていると、うるおいがなくなって化粧のノリが悪くなったり、見るからにカサカサになったり、しわが目立ったりしてきます。また、肌質によっては、吹き出物が出やすくなったり、敏感肌になってかゆみが出ることも。 さまざまな栄養素の不足が大きな原因。ビタミンや、ミネラルの不足はもちろん、たんぱく質や脂質が足りなくても肌あれが起こります。

さらに、栄養バランスが崩れると、血行や水分代謝が悪くなったり、ホルモンバランスが乱れたりすることがあり、それもまた、肌トラブルの原因です。 たんぱく質や脂質なども適度にとれる栄養バランスのとれた食事を。ビタミンやミネラルが豊富な野菜やフルーツなど、肌にいいとされる食品を積極的にとるのもおすすめです。極端に辛い食べ物、コーヒー、アルコールなどの刺激物は避けるのが賢明。また、水分代謝などのバランスを整えるためにも、体は冷やさないようにしてください。


 便秘

おなかが張ったり、ゴロゴロしたり、やたらガスがたまったり…。ダイエットをしたことのある人は誰でも経験があるのではないでしょうか。不快な症状は人それぞれです。また、何日出ないと不快と感じるかにも個人差がありますが、一般的には3日以上出ないと便秘とみなされます。 ダイエットで便秘になる一番の原因は食べる量が少なすぎること。便は食べ物のカス。つまり、食べる量が少なければ、当然、カスも減って出せるだけの一定量がたまらないのです。また、便のカサを増す食物繊維の不足や便を柔らかくする水分の摂取量が極端に少なくても、やはり便秘の原因になります。 食べる量をある程度にまで増やすのが大前提になります。そのうえで、食物繊維や水分を積極的に摂るよう心がけて。

オススメはやはりヨーグルトで、もっとも効果的と考えられます。ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が増えて腸の働きが活発になり、便秘の予防や改善に役立ちます。さらに、運動不足やストレスも便秘の原因になってきます。思い当たる人は適度な運動と食事の改善、上手なストレス発散を心がけて行きましょう。

 貧血

自分では気づかぬうちに貧血になっていた、というのはダイエット中にはありがちなこと。めまいがして倒れるといった症状だけでなく、顔色が悪い、疲れやすい、動悸がする、立ちくらみがするなども貧血の症状です。

女性は月経の関係から鉄分が不足しがちです。そのうえ食事制限によって栄養のバランスが崩れると、鉄分は大幅に不足。それがダイエット中の貧血の大きな原因です。また鉄分だけでなくマグネシウムやビタミンB1、B2、B12、葉酸などのビタミンB群が不足しても貧血は起こります。

レバー、ひじき、あさり、小松菜など鉄分の多い食品を積極的にとるように。と同時に血液の主成分であるヘモグロビンを構成しているたんぱく質(肉や魚など)、鉄分の吸収を促すビタミン C(ブロッコリー、カリフラワーなど)、正常な血液をつくるために必要な葉酸(ほうれんそう、ブロッコリーなど)、ビタミンB12(レバー、青魚など)も意識して十分に摂取するようにしてください。

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 むくみ

前日の夜、水分や塩分をとりすぎたわけでもないのに、朝起きたときに顔がむくんでいたり、夕方になると足がパンパンになったり……ということはないですか?こうしたことが続くなら、ダイエットトラブルにありがちなむくみの症状の可能性が大です! むくみの大きな原因は食事制限によるミネラル不足。カリウムなどのミネラルは、体内の水分代謝を調整する働きがあり、不足すると、水分代謝がうまくいかなくなってむくみにつながってしまうのです。また、たんぱく質の不足や、栄養不足による冷えからむくみの症状が出ることも。さらに、筋力低下によって、体内の水分を循環させるポンプ機能が弱ると、足がむくみやすくなることもあります。

オススメとしては、ほうれんそうや切干し大根、トマトジュース、アボガド、バナナなどカリウム豊富な野菜やフルーツをたくさん摂るようにしましょう。ただし、いくらそうしても、塩分、コーヒー、アルコール、甘いものをとりすぎると効果はいまいち……。これらの食品はカリウムを減らしてしまうので、ほどほどにしておくのが正解。もちろん、たんぱく質も十分に。また、適度な運動も大切です。

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 髪の毛・爪

ダイエットによって髪や爪に変調が起こるのもよくあるケース。髪の毛のツヤがなくなってパサパサしてきたり、切れ毛や抜け毛が目立つようになったり。また、爪がもろくなって、すぐに折れたり欠けたりすることも珍しくありません。 これもまたムリな食事制限が根底にあります。毛髪や爪を健やかに保つ栄養素は数々ありますが、中でも、たんぱく質、ビタミンA、B群、亜鉛、カルシウムなどのミネラルは、健康的な髪や爪には欠かせない栄養素。これらの不足が、上記症状の大きな原因と考えられます。
トリートメントや栄養クリームなど外からの働きかけだけでは不十分。牛、豚、鶏のレバーやうなぎなどを積極的に食べてビタミンAやB2を補給することを心がけて。ビタミンAはモロヘイヤやにんじんなどに、B2は、牛乳、納豆などにも多く含まれています。また、チーズや小魚などからカルシウムを始めとするミネラルを十分に摂取するように心がけるのも効果的です。

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 月経不純

ダイエットを始めて間もなく、突然、月経が来なくなる場合もあれば、周期が不規則になる、日数が短くなるといった月経不順を経て月経が止まる場合も。いろいろなケースがありますが、いずれにしても月経が不順になるのは体が悲鳴を上げているサインです。 無理な食事制限を続けたり、急激に体重を落とすと、体は危機感を覚えます。その結果、少ないエネルギーでも生きていけるよう、生命維持の機能を最優先させるため、子孫を残すという生殖機能(卵巣の働き)は休止状態に。月経トラブルが起こるのは、生殖機能が休止状態になって女性ホルモンの分泌が減少するせいなのです。
ダイエット中、突然月経が止まった場合はもちろんのこと、周期が乱れたり、期間が短くなるなど、少しでも月経に異変を感じた場合には、即、ダイエットを中止して。栄養バランスのとれた食事をしっかり摂って、ダイエット前の体重に戻すことが先決です。それでも月経がもとに戻らないときには、念のため、一度、婦人科を受診しておくと安心!

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最終更新日:2022/12/12

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